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2016.10.31 | boom

世界初の京都コミュニケーションによる文化交流がすごい

10月:今月のブーム先取り

文化のある街では、質の高いコミュニケーションが体験出来る。
「京都」で密かなブームになりつつある文化交流コミュニティ「GENIUS TABLE(ジーニアス テーブル)」が、
どのような思いで立ち上がりどこに向かおうとしているのかを追った。




GENIUS TABLE in KYOTO
京都を訪れる観光客は毎年増加傾向にある。2015年には、過去最高となる 5600万人を突破した。また、外国人観光客も年々増加している。その中には、映画監督、アーティスト、生物学者など世界で活躍する人も多い。しかしながら、京都観光だけで終始しコミュニケーションがうまくいってないことに気づいた京都大学法学部学生 瀧川雄大氏は、今までにないプロジェクトを発足させた。
瀧川氏「GENIUS(創造的)な知見を持つ人たちを、京都からそのまま帰すなんてもったいない。お互いのコミュニケーションのチャンスを365日逃していたのです」
そして出来たのが「GENIUS TABLE」である。ランチタイムの時間をトークセッションに変換。普段は入れない寺社の庭、西陣織工房、春の鴨川などのスペシャルな場所でGENIUSなゲストを迎え、京の繊細なお弁当やお酒を並べて人が集う。
瀧川氏「我々は京都という町の資源を活かし、今までにない観光サービスを多くの方々に提供するため活動しています。人と人が出会いそこに新たな価値が生まれる。そんな素敵な場を設けるべく、日々京都のことを、観光のことを、その他多くのことを学びながら奔走しています。私達の活動をよりたくさんの方々に知ってもらい、参加していただくことが僕の今年の目標の一つ。興味を持たれた方は是非、気軽に参加していただきたいです」
9月で18回目の開催となるが、ここではアーカイブから2つのGENIUS TABLEを紹介したい。
■ http://geniustable.com/



Kyoto×United Kingdom
8月7日正午、大正時代に建築され時の華族(山科伯爵)が別邸として居住していた鳳凰院の開放感溢れる大広間に、厳選食材を使用したモダンジャパニーズがコンセプトで味に定評のあるレストラン「Another C」のお弁当がTABLEに並べられた。GENIUSと参加者がテーブルを囲んでTABLEがスタート。この日のGENIUSは法律に精通するイギリス出身の京都大学准教授シュテファン・グルーバー氏。法律だけに関わらず東南アジアの社会問題そして道徳など参加者の興味に合わせた多岐に渡る話題を提供した。

Stefan Gruber(シュテファン・グルーバー)
環境法に関する世界委員会の一員で、コンサルタントかつ弁護士として活躍する。近年では、文化遺産の保護、美術品犯罪や文化財不正取引などを、東南アジアや中国に重点を置いて研究している。




Kyoto×Switzland
京都市民に茶道を伝授する場所でもある「緩徐庵」がこの日のTABLE。古民家を改装しできた三畳小間のお茶室。GENIUSは、スイス出身の茶道家マイケル・シュミセク氏。マイケル氏は、旅行で来た京都で不思議な所作をする茶道に衝撃を受け母国にて習得する。更なる高みに昇華させるため、京都に居を構える。茶道とは「心を清らかにする空間に身を置くこと」と話すマイケル氏。忙しい現代人にこそ、一時の落ち着きを持って普段の活力を沸かせて欲しいと、お茶がもたらす「小宇宙」の空間へ参加者を導いた。

Michael Drzmisek Sozui(マイケル・シュミセク)
チューリヒ美術工芸大学卒業。日本文化の最初の出会いは合気道。文武両道の教えより、書道を学び、後に茶の湯を学び始める。年々、茶の湯に魅了され、さらに知識を深めるために、来日。





SCHEDULE

GENIUS TABLE
日時:2016年10月23日(日)12:00-13:30
場所:調整中(決定次第HPにて情報公開)
GENIUS:フランソワーズ氏(フランス人弁護士)
お問合わせ先:info@geniustable.com

GENIUS TABLE NIGHT Vol.2
日時:2016年10月8日(土)18:00-21:00
場所:MTRL KYOTO https://mtrl.net/kyoto/
GENIUS : IATSSフォーラム研修生
お問合わせ先:ikeda.t@iatss.or.jp