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2016.10.07 | creator

日常の視点を掛け合わせたデザイン

千葉 慎也(Shinya Chiba)

Tokyo29株式会社 代表取締役/ディレクター
出版社企画デザイン部での8年間を経て独立2010年にTokyo29株式会社を設立。多くの雑誌、広告の企画・デザインに携わり、制作プロセスの重要性や意味を学ぶ。今まで培った経験をもとにウエディングアイテムの自社サービスの年内運用を企画中。




見る側に驚きや面白さを提供していく為には、単純フォーマットでもなく過去の成功例に寄せるでもなく新しいものを生み出していくことが大切になる。「雑誌のデザインにおいてもページに変化をもたせる工夫が必要です。その為に、見せたい商品の特徴に対し、全く別の視点を取り入れリンクさせたらどうなるかをいつも考えます。その視点は日常の中から見つけ出すことが多いです。街を歩くだけでも人々の生活や自然の中から充分刺激的なデザインを感じられます。街中のデザインから、コントラストが強い部分や逆に調和がとれている部分の違いなどを考察したりして、実際のデザインに反映させていきます。その結果組み合わせの自由度が増し、今までにない表現に繋がっていくのです」異なった要素を上手く掛け合わせ新しい表現を追求する方法が、見る側に毎回違った驚きを与えくれる。




Q1. グラフィックデザインの中で一番得意としていることは?
得意といいますかこだわり続けたいところが、商品に独自の存在感を持たせるということです。情報と刺激的なコンテンツが猛スピードで流れる今、その商品がおかれる場所や環境を把握し他との差別化を図れるよう明確に存在感を示していくことが重要です。商品を理解しそれ独自の存在感を示すデザインを常に心掛けています。
 

Q2. どのように企画を考える?
私が企画出しで良くやるのが、例えば映画を参考にして、ストーリー構成、キャスト、劇中のキャラクター相関図はもちろんマーケティング戦略にいたるそれぞれの要素に、全く違うモノ・コトを置き換え再構成する考え方です。企画やビジュアル作りのきっかけになったりします。

Q3. デザインを提案する上で大切なことは?
商品を作った(売る)人と、商品を使う(買う)人のそれぞれのニーズを聞いた上で、つなぎ合わせるストーリーを仮定し、いくつかのデザインバリエーションを起こしていきます。そこから優先順位や足し引きをクライアントと詰めていく。そのプロセス自体が一番大事だと思っています。 


Q4. 今後どんなことに挑戦したい?
今までウエディングの招待状をはじめ、ウェルカムボードなどの紙デザイン一式のブランディングを数多く携わらせて頂き、その中で新郎新婦のこだわりが多い程時間やコストの負担が大きいことに気づきました。そこで、オリジナリティが高く、時間とコストを抑えられるサービスを年内にwebで展開していこうと考ています。