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2015.10.07 | tieup

Ⅶ. ハワイの美しい自然環境を守るブランディング

世界でもっとも絶滅危惧種の多い楽園ハワイ


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ハワイの味や香りを楽しむことで植物を救う。


自然環境が美しいハワイは「楽園」のイメージが強く、ハワイが好きな日本人は多い。
今回紹介するALAKA GRAPHISの鳥頭尾氏もそのひとりだ。しかし、地球上で一番絶滅危惧植物が多い地域がハワイということをどれだけの人が知っているだろうか。このまま にしてしまうと、太古からこの島々に息づいてきた原生植物たちはその存在を消してしまうそうだ。ハワイファンならずとも放っとけない現実。ハワイの花の香 りや自然の美しさを守り、次の世代に受け継ぐ必要がある。

既にハワイ大学の植物園内で「ハワイアン レア プラント プログラム (HRPP)」が、絶滅危惧植物の保護活動として行われている。絶滅の危惧に晒されている植物達のために、それを守り、助け、増やすための研究プログラム だ。マイクロプロポゲーションと言われるプロジェクトでは、植物の種や植物の組織そのものからクローンを作り出して、いわゆる「環境のコントロール」を取 り持っている。

鳥頭尾氏は、数年前ハワイ本を出版する際に取材をしたハワイのメディアプロデューサーであるスコットバーロウから、今ま で楽しませてくれたハワイへの恩返しとして彼と共同で設立したメディアサービス会社AL0HA GATEWAY(以下AGW)の最初のプログラムとして、ハワイ大学の環境保護活動への支援計画を立てた。具体的には、AGWの「pukalani」ブラ ンドでは、現地で商品化されたコーヒーやチョコレートを販売しその売上の一部をハワイ大学のライアン植物園の絶滅危惧植物保護活動への支援として寄付され る仕組みとなっている。一般的に「募金」や「支援金」というキーワードが前面にでてしまうとなかなか興味をそそることが難しい。そこで、多くの人々にハワ イの味や香りを楽んでもらえれば、その楽しみ自体が支援活動に結びつくということをコンセプトに置くことで、その心理的ハードルを下げることが出来る。

更 に、販売する商品の原料は100%メイドインハワイに限定している。ハワイそのもののブランド力を根付かせるためだ。ハワイ島で栽培されている最高級コナ コーヒー豆とオアフ島のワイアルアコーヒー豆を1対1でブレンドをし焙煎したプカラニコーヒーは、その飲みやすい舌触りとさわやかな後味で、現地でも日本 のハワイアンコーヒーファンの間でも大好評。毎日のコーヒータイムを
幸せにしてくれる。

ハ ワイという場所は、他の場所や環境では見ることも存在することもできない多くの固有植物約1400種が生息している。都市開発や気象変化、伝染病など外来 種からの病気によって、ゆっくり、でも確実にハワイの原生植物は絶滅の道をたどっている。絶滅を防ぐために、栄養たっぷりの溶液を吸収出来る完璧な環境を 準備し、採取した植物の貴重な種や薬の一部から取り出された細胞を守っている。スタッフが一つ一つ手で行うには、とても小さく、繊細で気が遠くなりそうな 作業だ。しかしそれらの作業が、後にハワイの自然環境への大きな貢献に繋がる。そして、地道な作業を続けるためには、資金かPRが必ず必要となる。現在、 ライアン植物園では、ハワイ政府や企業、個人投資家から支援を受けている。「pukalani」ブランドからの支援もそのひとつ。「ひとつでも多くの美し い植物の姿を未来の子供たちに残したい。」ハワイを愛する人々とpukalaniブランドの願いだ。

募金や支援金を前に出さず、ハワイの美味しさを伝えることに視点を置くことをブランディングし、美しいグラフィックデザインで訴求することでひとりでも多くの人にこのストーリーを伝える。






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■有限会社アラカグラフィス
http://www.nexgate.jp/company/alakagraphis/