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#発明 | 2016.07.21 | 熊谷 昭彦(くまがい あきひろ)

未来のエネルギー創り「デジタル風力発電」

下層発電所「デジタル・ツイン」のイメージ

2016年4月1日に電力の小売における全面自由化がスタートしたニュースは耳新しいですが、それは街の中で電力を上手に作って使える「スマートシティ」の実現に向けた一歩が動き出したことになります。

2011年の東日本大震災で電力の安定供給危機を目の当たりにしたことによって、人々の意識や生活習慣に様々な変化が生まれました。GEパワーの社長兼CEOのスティーブ・ボルツは「世界の電力需要は今後20年間で50%増加すると見込まれています。そのためにも、信頼性が高く持続可能な電力を手頃な料金で利用できるようになることが期待されます」と言います。

その取り組みの一環として風力発電事業を一層強化するGEでは、風力発電所の立地条件によって風の動きが異なる情報をデータとして取得し、バーチャル上の風力発電所を模した仮想発電所(デジタル・ツイン)を構築して、一つひとつの発電機が最も効率良く稼働するよう羽根の向きを個別にカスタマイズし、発電所が最適な状態に維持します。ビッグデータの活用により発電量を最大20%向上することが出来るのです。

熊谷 昭彦(くまがい あきひろ)

熊谷 昭彦(くまがい あきひろ)

GE ジャパン株式会社/代表取締役社長兼 CEO
1984 年 GE に入社。GE プラスチックスでセールスや事業統括など多 岐にわたる要職を歴任後、2001 年 1 月に日本ジーイープラスチックス 代表取締役社長、同年 12 月に GE 東芝シリコーンの代表取締役社長兼 CEO に就任。2006 年 2 月、GE コンシューマー・ファイナンスの代表 取締役社長兼 CEO ならびに GE のコーポレート・オフィサーに任命。 2007 年 6 月、GE 横河メディカルシステム(現 GE ヘルスケア・ジャパン) の代表取締役社長兼 CEO に就任し、2009 年 2 月から 2015 年まで GE ヘルスケア・アジアパシフィックのプレジデント兼 CEO を兼任。
http://www.ge.com/jp