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#メイカーズ | 2016.08.29 | 有坂 庄一(ありさか しょういち)

「折り紙」の発想からイノベーションされたカヤック


スポーツやレジャーで楽しめる従来の「カヤック」は、全長3mを超え重さは約11kgになります。しかし、都市生活では収納に大変困ります。建築家でありカヤック愛好家であるアントン・ウィリスさんもまた、サンフランシスコのダウンタウンに引っ越した際にカヤックの保管スペースに困っていました。

そこで日本の「折り紙」をヒントに耐久性のある積層プラスチックを折りたたんでカヤックを作ろうと思い立ちます。

テックショップで何度も試作を重ね、経験豊富な乗り手にテストしてもらいながらカヤックを創り上げました。クラウドファンディングで資金調達を開始したところ、即日で目標額を達成。2万回曲げ伸ばししても割れない耐久性を誇り、5分程度で簡単に展開が出来ます。そして通常のカヤックのおよそ半分の重量で、肩にかけて持ち運びが可能なのです。

便利さも相まって初回生産時はすぐに予定販売数に達しました。折り紙のように折るカヤックから「ORU KAYAK」と名付けたネーミングセンスも光っています。


有坂 庄一(ありさか しょういち)

有坂 庄一(ありさか しょういち)

テックショップジャパン株式会社/代表取締役社長
1998 年富士通株式会社に入社、米国、欧州、アジア各国における ICT システムのマーケティングを担当。2015 年 10 月テックショップジャ パン株式会社代表取締役社長に就任。日本におけるメイカームーブメントを拡大させ、多くの人が創造力をカタチにする社会を目指し、 2016 年 4 月に東京港区で『TechShop Tokyo』をオープン。「全てのアイディアは良いアイディアで、試す価値がある」。
http://www.techshop.jp