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2015.07.13 | イマ時クリエイティブは 脳科学で創る!

外国人と日本人、広告の見え方の違いは?

広告の見え方の違いは、脳の違いなのか、環境の違いなのか?

「それは脳の違いによるものです。以前は、人類の脳は同じであると思われてきましたが、今は、民族によって遺伝子は大分違い、また脳に関する遺伝子も異なるということが分かってきました。」このような違いが有るため、しばしば、外国人と日本人はモノの見方や広告の作り方などが違うといった議論が起きているようだ。


人種によってクリエイティブなモノを考える手段が違う?

「主に、欧米には個人主義者が多く、アジア圏などには集団主義者が多いです。」この2つを比べると、クリエイティブになる手段が大きく異なるそうだ。「個人主義者には、物事を一人で考える傾向があり、自由にさせておくことでクリエイティブなモノを作ります。逆に、集団主義者は、一人でクリエイティブなモノを作る事が出来ないのでグループを作り、ブレインストーミングをして、集団で物事を解決する傾向があります。」個人主義者と集団主義者をチームに組ませるとどうなるのだろうか。「クリエイティブなモノを作る観点から見ると、個人主義者にとってグループを組むことは苦痛になりかねないので、良いものを作ることが出来ません。ですので、個人主義者がクリエイティブなモノを作る場合は、個人主義者を一人にして放っておくことが大事になります。」これには、個人差があるので一概には言えないが、基本は上記のように判断した方がよさそうだ。


澤口 俊之

澤口 俊之

1982年北海道大学理学部生物学科卒業/1988年米国エール大学医学部神経生物学科ポストドクとして赴任/1991年京都大学霊長類助手研究所助手/1991年北海道大学医学研究科教授/2006年人間性脳科学研究所所長就任/2012年武蔵野学院大学教授兼任/2013年同大学院教授兼任
専門は神経科学、認知神経科学、霊長類学。理学博士。近年は乳幼児から高齢者の幅広い年齢層の脳の育成を目指す新学問分野「脳育成学」を創設・発展させている。著書に「幼児教育と脳」「わがままな脳」「学力と社会力を伸ばす脳教育」「夢をかなえる脳」「やる気脳を育てる」など多数。最近の著書に「脳を鍛えれば仕事はうまくいく」「モテたい脳、モテない脳」がある。フジテレビ「ホンマでっか!?TV」、NHK「突撃!アッとホーム」等、TV番組にも出演。