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2016.03.25 | 表現力

#04_アーティストとしての表現力 家入レオ・インタビュー

2015年、フジテレビ系月9ドラマ「恋仲」の主題歌となった「君がくれた夏」が、幅広い年齢層に受け入れられることになったアーティスト・家入レオ。しかし、パブリック・イメージとしては、「影の部分」が強い。デビュー5年目を迎えた2016年、先行するイメージの殻を破ろうとしている家入レオから、アーティストとしての葛藤、自分のストロングポイントを見つけ自ら殻を破り、新しい一面を魅せる「表現力」について探る。




デビューから5年目、その場所へ…

1月某日、家入レオの取材及びBTL TOKYO表紙撮影場所はアマナ海岸スタジオ。インタビュー冒頭で家入レオから最初に出た言葉「実は、デビュー時の宣材写真撮影、まさにこの場所でした。すごく思い出深いです」それは偶然の出来事であった。


自分が生きるための「羅針盤を探していた」

デビューから5年目、果たして今、どんな思いがあるのか語る。「アーティストは、アルバム3枚出すと、完全燃焼したような気持ちになるといわれていて、自分も3枚目のアルバムを出した後、次何がやりたいんだっけ? と考えました」このような感じ方は、新しいものを生み出す仕事に携わるクリエイターも同様に言えることがあるのではないだろうか。

更に、家入レオは当時を振り返る。「周りの人達にも、色々とやってみたいことを出してみたけれど、今の自分ではカタチにするのは難しいと言われ、その時に変わらないといけないと思いましたね。10代は、選択肢を誤らないようにと色々な人に守られていたと思います」

今だからこそ、冷静に自己分析が出来るようになったのかもしれないが、17歳の頃をこう振り返る。「とても不安で、自分が生きるための羅針盤を探していましたね」


自分に「嘘をつかない」ということ

ライブ活動もアーティストとして1つの大きな活動の場である。レコーディングなどのように撮り直しが効かないその時一回限りのライブで大事にしていることは何だろうか。「自分に嘘をつかないことですね。ステージの上では、嘘をつくとすぐにバレます。緊張しているな、とか、気持ち良く歌っているな、とか。ハプニング含めてライブなので、飾らず自然体でいたいといつも思っています」



11th Single「Hello To The World」ジャケット写真


自ら殻を破り、新しい自分を表現していく

デビュータイミングでは、影の部分にスポットが当たっていたと家入レオは言う「10代で上京して、青春で尖っている、悩み苦しんでいる感じでしょうか? 冷蔵庫ありません、豆腐とアイスしか食べません。みたなパブリック・イメージが先行していたと思いますね。実際は、パンケーキとか大好きなのですけどね(笑)」21歳の普通の女の子と変わらない一面を見せた。

また、今回リリースされた新曲では、新しい試みで表現する。「今回のアルバムでは、カラーを入れることに挑戦しています。それは、家入レオが新たな一歩を踏み出そうとしていること、いつもと違う自分を見せられればと考えた結果ですね」

何かに迷った時、冷静にその状況を見て自分の強みを見つけ、真っ直ぐに実践へ移す。家入レオ自身の行動は、音楽の世界だけに限らず、生きていく中でぶつかってしまう壁の乗り越え方を示唆してくれているように思う。そして今後、アーティストとしての生き方が、家入レオの声へどう反映され深みが増していくのか、とても楽しみだ。


▶家入レオ最新情報
2016年2月17日 ニューシングル「Hello To The World」発売。2016年3月10日「CDTVスペシャルフェス supported by dヒッツ」(代々木第二体育館)、3月12日「神戸コレクション2016 SPRING & SUMMER」(ワールド記念ホール)、3月27日「LIVE SDD 2016」(大阪城ホール)、3月29日「ZIP!春フェス2016」(東京ドームシティホール)への出演が決まっている。そして9月17日より三郷市文化会館 大ホールを皮切りに全国20箇所のワンマンTourがスタート。詳しくはオフィシャルホームページをチェックしてみてください。http://leo-ieiri.com


■ 家入レオの誌面はこちらから (無料定期購読) →http://www.nexgate.jp/order_inquiry

家入 レオ

家入 レオ

アーティスト。福岡出身。13歳で音楽塾ヴォイスの門を叩き、青春期ならではの叫び・葛藤を爆発させた「サブリナ」を完成させた15の時、音楽の道で生きていくことを決意。翌年単身上京。都内の高校へ通いながら、2012年2月メジャー・デビューを果たし、1stアルバム「LEO」がオリコン2週連続2位を記録。第54回日本レコード大賞最優秀新人賞など数多くの新人賞を受賞。翌1月より開催の初ワンマンツアーは全公演即日完売に。その後もCM/ドラマなど数多くのタイアップ楽曲を担当し数々のヒットシングルをリリース。年末には第55回日本レコード大賞優秀作品賞受賞。8月19日に、2度目の月9主題歌となる10thシングル「君がくれた夏」をリリース。