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2016.06.03 | 2020年 東京オリンピック最高の「おもてなし」を

建築家・隈 研吾 インタビュー


イタリア・ミラノ「Naturescape」ショールーム


政府観光局が2016年1月19日に発表した2015年の訪日外国人観光客数は、1973万3467人で、過去最高を記録した。
安倍政権は、「東京五輪が開かれる20年に訪日外国人2000万人」の目標が2016年には前倒しで達成しそうな勢いにあるため、現在新たな目標設定が検討されている。

そんな中、2020年東京オリンピック開催に向けてインフラ等交通網の整備のほか、交通表記の見直し、多言語対応、経済活動のためのエネルギー安定供給化戦略など、日本の「おもてなし」の心を広い視野で世界へアピールする絶好のタイミングが訪れようとしている。そこで、オリンピック開催に向けて一つの鍵を握る建築家・隈研吾へ取材を試みた。

新国立競技場完成に向けた思いの他、地震大国である日本に生きる私たちにとって大切にしなければいけない事など、建築設計にとどまらない隈研吾流クールジャパンがそこにはあった。今回のBTL TOKYO第一特集では、隈研吾の穏やかな表情の奥にある鋭い先見の明と、日本人の本質である「無常観」の魅力を絶妙に絡める建築家としてのディシジョンメイキングに迫る。


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隈 研吾

隈 研吾

建築家。1954年、神奈川県横浜市生まれ。75年、東京大学大学院建築学科修了。コロンビア大学客員研究員、慶應義塾大学教授を経て、2009年より東京大学教授。主な作品は「水/ガラス」(静岡県)、「森舞台/登米町伝統芸能伝承館」(宮城県)、「石の美術館」(栃木県)、「梼原町役場」(高知県)、「ONE表参道」「サントリー美術館」「根津美術館」(東京都)、「アオーレ長岡」(新潟県)、「竹の家」(中国・北京市郊外)、「三里屯ビレッジ」「三里屯SOHO」(北京)、「ブザンソン芸術文化センター」(フランス)など国内外に多数。著書に『10宅論』(ちくま文庫)、『負ける建築』『自然な建築』『小さな建築』(岩波書店)、『日本人はどう住まうべきか?』(日経BP社・養老孟司との共著)など多数。最新刊『建築家、走る』(新潮社)では、疾走する建築家として世界のパラダイム転換を解き明かしつつ、隈ならではの文明論、建築論を縦横に語っている。
http://kkaa.co.jp/