2017/04/18 | テクノロジー | 775 view | 

注目の新SNS「Mastodon(マストドン)」を運営する3つのポイント


※画像右はmastodon.socialのトップページです。

Mastodonの特長をまとめた前回に続き、今回はMastodonでの運用の注意点をお届けいたします。

前回の記事:Twitterの後継!?流行中の新SNS「MASTODON(マストドン)」とは
http://businesstimeline.jp/company/amaterra/timeline_detail/1862

Mastodonの運用において懸念される課題

大まかに分類すると、セキュリティや障害、トラブル対応などのいわゆる”SNS運用の課題”が1点、集客面での課題の2点が挙げられますが、いずれもWEBサービス黎明期にありがちな課題だと言えます。

安定稼働までどうしても起こってしまうトラブルは、発生後の真摯な対応が肝。

現在林立しているインスタンス(サーバ)は、個人運営や運営元がはっきりしていないサーバが多いのが実情。
メールアドレス収集のための”悪意ある管理者”がいたとしても不思議ではありません。
個人で楽しむ際には、登録専用のアドレスを用意する、パスワードは流用しない等、きちんと自己防衛をした上で楽しみましょう。

企業として運営・提供する際、サーバにかかる負荷を想定した設計やセキュリティ対策を事前に行うのはもちろんですが、
サービス開始当初は、サーバに想定外の負荷がかかるなど予期しないトラブルが起こりがち。
具体的には、タイムラインがリアルタイムで反映されないなど比較的軽微なのものから、ログインエラーや登録確認メールが届かないなどが挙げられます。

万全な対策をとってなお起こってしまったトラブルに対しては、迅速な告知と対応が肝心。
お客様の不安を解消するためにも別途告知欄や問い合わせ先を設けておくのがベスト。
公式サイトでの告知が難しければ、twitterアカウントなどで代用してもよいでしょう。

利用規約が存在しないMastodon。独自の利用規約でコミュニティを守ろう。

Mastodonのネットワーク全体には利用規約に該当するものは存在していないため、個々のインスタンス(サーバ)の管理者が独自の利用規約を記載することができます。
表現の規制や迷惑行為、トラブルに対する措置等について規約内に記載しておくとよいでしょう。

インスタンス内で規約に違反したユーザがいる場合、管理者がアカウント削除を行うことができます。

インスタンス外においても、各インスタンス(サーバ)は自身のポリシーに合わない投稿が行われているインスタンスとの通信を遮断することができるため、ハラスメント対策などからインスタンス(サーバ)を保護することができます。

始めるならスモールスタートがおすすめ!独自のSNSならではの一体感や楽しみも。

ネガティブな要素を述べてしまいましたが、独自のSNSならではの一体感やコミュニティを創り上げる醍醐味を味わえるのがMastodon。

検索で出てこないノウハウを提供・共有するような引きの強いコミュニティができる可能性や、
定期的なイベントやキャンペーンを行うことで強固で息の長いコミュニティを育て、親和性の高いテーマで別のインスタンス(サーバ)を構築することで相乗効果を狙うこともできるでしょう。

ただ、安定運用を見込めるまでは「お客様へ理解を求めながら、できうる限りのバックアップ体制を整えつつサービス向上に努める」環境があるのがベスト。

例えば、既に信頼があり多少エラーが起きても見守っていただけるようなモチベーションや引きの強いコンテンツのあるコミュニティや、
あるいは動物コンテンツのような”多少不具合があっても比較的生活に支障が少ないと思われるテーマ”等のコミュニティだと始めやすいのではないでしょうか。

日本語インスタンスが盛り上がり始めて数日だということもあり、情報や知見がまとまってくるのもこれから。
インスタンス公開後の集客は自力で行う必要がありますが、サービス黎明期と割り切りトライ&エラーを繰り返しながら、チャンスに備え大きく育てるスタンスで運営をしてみてはいかがでしょうか。

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