2017/02/27 | ビジネス | 538 view | 

ベトナムオフショア 品質改善のすすめ Vol.1 中小規模案件におけるV字モデルの課題


年々進むグローバル化とともに、ITのアウトソーシングが開発コストを大幅に削減する開発手方として最も注目されています。

一方で、言語の壁や感覚の違いにより、品質が低く、手戻りが多いことに不安を感じるという声もよくききます。

我々が長年日本とベトナム間のオフショア開発を経験してきた中で、学んだことを生かし、皆さまに還元できればと考えています。

今回はベトナムオフショアにおける、中小規模案件の品質改善方法について、紹介したいと思います。

開発プロセス V字モデル


開発プロセスと言えば、V字モデルを思い浮かべる方が多いかと存じます。V字モデルはソフトウェアプロセスにおける開発工程とテスト工程の対応関係をV字型に整理したプロセスモデルのことで、2005年からソフトウェア開発に標準として採用されています。
商品の品質を確保できることがメリットとして挙げられますが、デメリットとして要求分析からテストステップまで順序正しく各工程を実行しなければならず、後戻りして、修正ということが難しいことが挙げられます。

一方で、中小規模の案件の特徴ですが最初から要件が完璧であるケースは少ないです。発注側も人手不足の為、要件定義や設計を詰めることができず結果、実現したいことを開発側に伝えきれないことが多いのです。
それにより、開発期間中の仕様書変更が頻繁に発生し、影響範囲を全て把握できないまま、納品時の受け入れテストの徹底もなされないケースがよくあります。
納期に余裕があり、予算が潤沢にある案件であれば、体制にも余裕ができ柔軟に仕様変更対応することもできますが・・・そうでないケースが多いです。

結果、V字モデルだと、要件書が固まらず開発中にバキバキ仕様を変更する中小規模案件は、あらゆる問題を生んでしまうのです。

では、どうすれば良いのでしょう。

次回は、その解決方法として、我々が取り入れている開発プロセスの解説 をいたします。

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