2016/06/09 | CG | 558 view | 

ラーメン屋で例えてみる、3DCG屋が陥りがちな罠(1)


ラーメン屋で例えてみる、3DCG屋が陥りがちな罠(1)

これから、3DCGという職業で陥りがちな罠を「ラーメン屋」さんに例えて説明していきたいと思います。

ラーメン屋さんは出す味が基本的に決まっていて、お客様はある程度味の予想がついています。またどんな味でも普通はそのまま食べてもらえて、リピーターの数で評価が明確に出そうです。

しかし3DCG屋さんは基本は一緒ですが、ちょっとだけ様子が違います。
お客様がラーメンを実際に食べてみると、「あれ、こんな醤油ラーメンじゃなくて、味噌ラーメンが食べたかったんだよ」とか、「もっとしょっぱく」とか「このチャーシュー薄いから厚くして」とか言われるような状況に良く陥ります。修正が入るわけです。ラーメン作り直しか、味の修正です。細かい修正が入ります。客はラーメン(3DCG)をよくわかってないかも知れないのにです!

そこでCG屋は「じゃ味噌入れます」とか「チャーシュー増やします」みたいなことになるわけですが、そこで良いCG屋と悪いCG屋の差が出ます。

良いCG屋と悪いCG屋

悪いCG屋さんは、言われたことをそのままやります。味噌増やしたいと言われれば味噌を増やし、チャーシューが少ないと言われればチャーシューをただ増やす。

良いCG屋さんは、まず言われたことはもちろんやるスタンスですが、本当にそれがお客様の満足いくものになるのか検討し、味見をします。そして量の調整や試行錯誤、時には味噌だけでなく、とんこつ風味も食べさせてみたりするのです。

悪いCG屋さんは、CGデザイナーじゃありません。言われたことをやるだけの、ただのCGオペレーターに成り下がっています。だからまずいラーメンでも平気で出します。そしてお客様は満足もされず、その店には二度と足を運ばないでしょう。

良いCG屋さんはちゃんとCGデザイナーですから、「良い」「カッコいい」映像とはなんなのかをしっかり理解しています。そこがポイントです。注文を理解し、満足していただける映像を仕上げる事に全力を尽くし、時には逆提案もします。最終的には満足して帰っていただけ、リピーターになってもらえるでしょう。

最終的には「うまいラーメン」になっていなければ、ダメですよね。

「オペレータに成り下がってしまう事」は3DCG屋が陥りがちな罠の一つなのです。

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