2017/01/06 | デザイン | 449 view | 

それでいいの?レスポンシブデザインが全てではないということ


2015年にGoogleが「モバイルフレンドリー」なサイトは検索結果に有効に働くと発表したことにより、WEBサイトをレスポンシブデザインで制作したいというニーズが高まりました。

現在は、サイトを作る際にレスポンシブにするのが当然のような風潮になっています。実際に弊社で受注する9割の案件がレスポンシブデザインでのご依頼となっています。

しかし本当にレスポンシブデザインは必須なのでしょうか?

画角対応ってどこまで必要なの?

レスポンシブサイトとは、WEBサイト(ホームページ)をブラウザの幅を狭めたときも画角に合わせてサイズが変わる仕様になっているサイトです。
どんな画面の幅にも最適化されているサイト。それがレスポンシブデザインです。

例えばPCとスマートフォンの2つのサイトを作るときでも、htmlファイルは一つになるので、更新は一つのファイルを変更するだけでできてしまうというメリットがあります。PCやスマートフォン、タブレットなど様々な端末が存在している現在、とても有効な手法です。

ただし、実際レスポンシブ対応させようと思うと、サイト自体が重くなってしまったり、コストがかかってしまったりすることがあります。
制作物は一つでも、設計は複雑化しさらにデザイン自体もメインターゲットのブラウザに束縛を受けてしまいます。

レスポンシブサイトの依頼では、あらゆる画角の変更に合わせたサイズ設計にこだわる依頼者さんが多いのですが…実は必要なサイズのパターンは決まっていることがほとんどなのです。

様々な端末でWEBサイトを見てみるときを想像してみてください。
その端末での最大の大きさでWEBサイトを見ていることがほとんどで、あまり画面サイズを狭めて見ることはあまりないのではありませんか?
もし、狭めてみたとしてもWEBサイトのサイズがぴったりではないからという理由でサイトを閉じてしまうことも少ないと思います。
そう考えると、実は必要な画角サイズは、PCで見たときとモバイル端末で見たときぐらいしか存在しないのです。

更新頻度で考える

レスポンシブ対応にした方がいいかどうかの判断の決め手の一つは、サイトの更新頻度、それに演出の度合いと考えています。

頻繁にサイトを更新するのであれば、サイト更新の手間を省くためにレスポンシブで両方に内容が反映されるサイトを作るのも検討してみてください。

更新頻度が高くないのであれば、スマホ用サイトとWEB用サイトで別々に制作した方が、レスポンシブサイトを作るよりもサイトを軽く、さらにデザインの自由度も高いのでより最適化されたサイトになるかもしれません。

PCとスマートフォン、それぞれの演出は異なれば別々のサイトにしたほうが自由度も高まります。

レスポンシブデザインのコスト

一見低コストになりそうなレスポンシブデザインですが、サイトの内容によっては制作コストが高くなることもあります。様々な角度から動きを考慮する分、PC版だけ、スマートフォン版だけ、と同じ工数では制作はできないのです。
またデザインや設計自体が経験値によって左右されてしまい、思ったようなデザインを実現できない場合もあります。
そしてなによりPCはそのままスマートフォンだけデザインを変える、といった細かな試作を打ちにくくなります。

「最適化」について考える

例えばWordPressであれば、更新頻度が高くてもテンプレートを端末によって切り分けることで更新の手間は変わらず異なったデザインを実現することが可能です。
また、できるだけ軽くしたいという要望があれば、PC版とスマートフォン版でデザインを変更し、最適化することもできます。
Googleのモバイルフレンドリーはレスポンシブではなくても実現可能です。

とはいえレスポンシブデザインも提案する理由

最初にお話ししたように、現在の受注案件の9割はレスポンシブ対応をしています。
デメリットは色々書きましたが、設計、デザイン段階でデメリットを理解していればレスポンシブ対応は制作期間やコストも抑えることができます。

ちなみに弊社の場合は、おかげさまで様々な実績を積み上げることができ、デモとして事前にレスポンシブデザインでの動作を共有することが可能になりました。
このツールは2017年の早い段階でパッケージにして商品化する予定ですが、もし今すぐレスポンシブ対応したサイトが必要だけどコストも抑えて納期も早く!というご要望があればテストケースとしてご提供することも可能ですのでお気軽にご相談ください。
自分で言うのもどうかと思いますが、新規立ち上げの方には強い味方となるサービスです(ちょっと宣伝でしたが自信を持って送り出します!)

目的を忘れない

WEBサイトは「道具」です。
目的が明確でないときも、きっとサイト制作の打ち合わせを重ねていくうちに明確になるはずです。

何のために、何をして、どのような成果を得るのか?
そのためには何が必要なのか?

ぜひ制作者の方に「想い」をぶつけてみてくださいね。

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平野 謙

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