2017/07/14 | BOOM | 134view

モノづくりを通じて幅広い思考力を育む

思考力を鍛える「STEAM教育(※1)」と呼ばれる科学や数学を基礎とした教育として、海外ではIT技術を学ぶ学習ツールの導入が進んできている。
子どもたちの創造力を引き出すプログラミング学習ツール「SAM」が今後日本でも展開予定だ。

(※1)科学・技術・工学・芸術・数学( Science・Technology・Engineering・Arts・Mathematics)の略。科学や数学などを基盤とし、ビジネスやテクノロジーに対応する科学人材育成を推進するための教育のこと。



もしダンボールで作ったギターから実際に音を出すことができたら・・・?身の回りにある材料で好きなものを 工作し、それに簡単にIT技術を取り入れることができれば、子ども達の創造力の幅はぐんと広がるのではないだ ろうか。
昨今、ものを動かす仕組みを学ぶ様々なプログラミング学習ツールが登場し始めている。決まったパーツを用いて簡単な機械(ハードウェア)を組み立て、プログラミング(ソフトウェア)を行うものが多く見られるが、SAMにはどのような特徴があるのか。リンクスインターナショナルの阪口氏に伺った。
阪口氏「SAM(※2)というプログラミング教育ツールでは、作りたいものに対し自分で素材を集めてブロックモジュールを組み込むことでハードウェアを作ることができます。さらに、そこに動きをプログラミングし、自由に動かすことが可能です。そのため、自分が興味を持ったものに対し『これを作るためには何が必要か』『どのようなプロセスが必要か』と仕組みを設計していくのです。SAMのプログラミングでは、コードがわかりやすく可視化されているため、知識がない中でも『これを繋いだらこうなった』というプロセスを検証し、プログラム思考を養うことができるのです」
今後日本のプログラミング学習においても、興味を持ったものを一から作り上げる「物事の仕組みやプロセスを組み立てる力」を育むことがテーマとなるだろう。ITへの知識がなくても、身の回りにある電子機器はどんな仕組みでできているのか、そして動いているのかと好奇心を引き出し、「自ら学びを得ること」の間口を広げていくことが必要だ。


Design
デザインへのこだわりもSAMの特徴。プログラミング用ソフトウェアでは無駄な装飾を排除し、フラットなデザインのアイコンを使用している。アイコンやソフトウェアブロック同士を、線で繋いで自由に接続を変えることができ、コーディングの必要がない直感的なプログラミングを実現している。ハードウェアではBluetooth内蔵の各ブロックモジュールが自動で認識され、ワイヤレスで簡単につながる。

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