2016/05/09 | BOOM | 15view

100年続く「モノづくり」

TOTO × BTL / GE × BTL
企業が100年続くには理由がある。モノづくりにおいて、日本とアメリカが誇るそれぞれのプロダクトを探る。


#1_JAPAN
 
人の動作に合わせて、ビルトインリモコンと専用大便器が 自動で連動するTOTOの腰掛便器「ネオレストAHW」


世界が認める日本の技術 誇り高き「温水洗浄便座」の進化

「おしりだって、洗ってほしい」のキャッチコピーで1982年に放送されたCMは、日本の消費者がTOTOの「ウォシュレット(※1)」を広く知るきっかけとなった。それから30年余り経過し、温水洗浄便座の一般世帯における普及率は77.5%(2015年3月、内閣府調べ)までになり、日本の住宅には欠かせないものとなる。日本の「モノづくり」を代表する温水洗浄便座がここまで高い普及率を見せることになったのは、発明の根底に「気づくこと」があったからだ。

日本では元来、しゃがんで用をたせる和式便器が主流だった。しかし、和式便器に比べて腰掛便器の方が楽に用をたせることなどから、TOTOでは当初から腰掛便器の普及を目指して展開してきた。結果的に腰掛便器があってこそ温水洗浄便座が広まることに繋がった。今では、便ふたの自動開閉、瞬間暖房便座機能、オート便器洗浄機能、そして節水機能など、より快適にトイレライフを過ごすための開発が進んでいる。

既に十分すぎるぐらいの機能が搭載された日本のトイレだが、今後の展開についてTOTO広報に聞いた。「今まで地道に活動して日本での普及率を上げてきたように、今度は海外でも受け入れられる活動を積極的にしてきたいと考えています」

日本のおもてなし文化を代表する1つ「温水洗浄便座」には、2020年東京オリンピックに向けて更なる気づきの予感がある。


(※1)ウォシュレットはTOTO株式会社の登録商標です。





#2_AMERICA
 
1. 雪玉を守るため、特殊な超合金を使用し設計された容器


2. 地獄(煮えたぎる鉱物)へ雪玉が入った容器を投入


3. 地獄から雪玉は生還した(右の女性の手にあるのが生還した雪玉)


エジソンの想いは今も生き続けるモノづくりへの挑戦「雪玉VS地獄」

発明家として知られ、ゼネラル・エレクトリック(GE)の創始者であるトーマス・エジソン。生涯におよそ1,000以上もの発明を行ったとされるエジソンの想いは、今も尚GEエンジニアへ受け継がれ、企業とそのイノベーション力として、息づく。

今年は「不可能と思われてきたミッションに挑戦」することで、トーマス・エジソンの誕生日である2月11日を祝福した。英語では、実現の可能性が乏しい表現の1つとして「地獄で雪玉が溶けない(のと同じ程度の乏しい可能性)」があり、華氏2,000度を超える製鉄所(地獄)でも溶けない雪玉は可能かどうかの実験が行われた。

高温に対する並外れた強度の「ニッケル基超合金」と耐熱効果に優れたアルミノケイ塩酸で出来た断熱材を組み合わせることで、雪玉を守る理論を証明することに成功。不可能と思われることが可能となる技術は、航空機エンジン等へ応用されている。安全で快適に空の旅を過ごせる航空機を支える必要不可欠なテクノロジーの1つである。


(※1)ABS樹脂とは、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合合成樹脂の総称。


▶GE新キャンペーン動画:Snowball’s Chance in Hell/「雪玉が地獄の炎で生き残る見込み」篇 (https://youtu.be/HrclsPhm4M8

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