2017/04/17 | CREATOR | 161view

商品企画に携わる者の責任と覚悟

小泉 達治(Tatsuji Koizumi)/デザイナー
1963年京都生まれ。インテリアデザインを学んだ後、アパレル向けグラフィックデザイナーとして就職。24歳で独立しコイズミデザインファクトリー設立。その後様々なメーカーのブランディングや販促にかかわるデザインを担当。現在は商品企画からブランディング、WEBを含めた販促まで幅広くデザインを展開。


京都を拠点にさまざまな商品の企画デザインや販促の提案などを行い、30年に渡る経歴を持つ小泉氏。近年、激変していくクリエイティブ業界において、デザイナーとして生き抜くために必要なノウハウを聞いた。「大量生産で物が溢れ返る中、近年各メーカーが抱える課題は『多品種小ロット』の中でどう利益を出すかということ。そもそも趣味嗜好が多様化している今、得体の知れない『大衆』というものに迎合せずに、狙いを定めた信念のある提案をすることが重要です。その商品で市場を創らなければいけないという責任を、メーカー企業だけではなく商品企画に携わる者としても理解して臨まなければいけないと思っています。そのためには商品企画からパッケージや販促物のデザイン、写真、イラスト、広告、WEB、ディスプレイまで、すべて自分の手で作り上げることを理想として、できるだけコンセプトのぶれない仕事をすることが重要です。生産フローの中でデザイナーがひとつの歯車になっているだけではこれからの時代、残れないですね」 売るもの(商品)を売れるためにどうするのが最も良いかをクライアントの立場に立って共に考え抜く姿勢が、信頼と安心に繋がり、クリエイティブにも落とし込まれるのだろう。


■有限会社コイズミデザインファクトリー

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