クリエイティブ経済誌 BUSINESS TIMELINE
Vol.40
カルチャー
2018.10.12

長岡開府400年 初の米フェス開催 米百俵の精神で次世代をクリエイション


長岡開府から400年をむかえた2018年、長岡市はこれまでにないフェス開催に向けて立ち上がった。「長岡米百俵フェス 花火と食と音楽と」と称し、10月6日(土)、7日(日)の2日に渡って新潟県長岡市の東山ファミリーランドにて開催される。新潟の食を楽しみながら、花火と音楽を楽しめる。出演アーティストは、フェスらしく多ジャンルから総勢24組の出演が決まっている。今回BTLでは、当企画を主催している米百俵フェス有限責任事業組合の加藤正朗氏、10月6日(土)に出演が決定しているアーティスト にゃんぞぬデシ、10月7日(日)のMCをつとめる加藤諒へ取材を試みた。



次の時代を作る精神=米百俵の精神
長岡には長岡藩の小林虎三郎が残した「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育に当てれば明日の一万、百万俵になる」という「米百俵の精神」がある。その精神のもと、長岡開府400年をむかえたこともあり、子供たちへ新しい場所を提供するためのフェスを企画した加藤氏に、フェスにかける思いについて話を聞く。
加藤氏「長岡は、東京からだと新幹線使って2時間、車でも3時間程度で行ける場所です。家族や親子で気軽に行けるようなフェスを開催したいということで企画をしました。山、海、川に囲われていて美味しいお米など食べ物が豊富で、毎年開催される長岡花火は100万人集まります。そちらに参加出来なかった方たちにも長岡花火を見ていただけるように食と花火と音楽を楽しんでもらえる企画内容にしました。そして何と言っても米百俵の精神を持って次の時代を作ろうということを随所に感じてもらえるフェスになっていると思います。タイトルのキャラクターになっているおにぎりは『DJ米三郎』という名前ですが、これは長岡の子供たちから募集して決まったものです。一度きりのフェスではなく、5年、10年とつづけられるように育てていくものだと考えています」


フェスへの意気込み、見どころ
加藤諒「今年、初めて長岡花火を見させてもらったんですが、花火で覆いつくされるような感覚は初めての経験でした。映像等で中継されていますが、音圧や空気が揺れるのは、その場にいないと分からないので、実際に多くの人に感じてもらいたいです。食事も魅力的で、新潟のお米はもちろんのこと、『ノドグロ』など高級魚や、海藻を使った『へぎ蕎麦』、新潟の郷土料理『のっぺ』など食べられるのも良いなと思っています。長岡ならではの食事と一緒に、音楽や花火を楽しんでもらえたらなと。僕もMCをやりながら、全店制覇したいと思っています(笑)」
にゃんぞぬデシ「野外での大きいフェスは初めての参加です。今年、まだ花火を見ていないのでとても楽しみです。空気が絶対キレイだろうなと想像しています。普段は、ライブハウスでの活動が多いのですが、自然豊かなところで心が開放的になれるような場所だと思うので、開放的になった心へすっと入り込めるような音楽を届けたいと思っています。私は、自分がフェスに行くときは出演したアーティストの曲を順番にプレイリストにして聞く、ということをします。そうすると、フェスの情景が思い出されてその時に戻ることが出来るので、フェスが終わった後も楽しむことが出来るんです」