クリエイティブ経済誌 BUSINESS TIMELINE
Vol.39
エンタメ
2018.09.14

音楽でテクノロジーを体感する

J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2018

J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2017

前号では、イノフェスのキュレーターであり、ライブパフォーマンスの一部演出も手がけるAR三兄弟長男 川田十夢氏にイベントへの思いやステージの構想を伺った。さらに、川田氏が現在注目している技術についても教えてくれた。
川田氏「空間にフラグを置くような技術に注目しています。スマートフォンで見る平面的な写真は、奥行きの情報がある前提で読み取れる世界。そのニュアンスを音で表現できないかと考えています。音の表現は、平面的で奥行きというイメージはさほどない。なので、音を3D的配置にできるような新しい感覚を生み出せればと思っています。イノフェスのライブパフォーマンスの演出にも関わってくるかもしれないですね」
また、今回のイノフェスについて川田氏は「豪華なイノベーターが一堂に会する今までにないイベントです。あらゆる業界の次の一手が見えると思います」と話す。特に注目のトークセッションでは、永世七冠、将棋棋士の羽生善治とメディアアーティストの落合陽一によるAI対談。音楽プロデューサーの亀田誠治、蔦谷好位置、海外のテクノロジーエンタメに詳しい鈴木貴歩、ジェイ・コウガミの4名で語られる、激変する音楽ビジネスの未来を考えるトークセッションなども見所だ。

イノフェスナビゲーター/川田 十夢
AR三兄弟長男 開発者

今年で3回目の開催となるイノフェス。イベントの目的やイノフェスが担う役割について、J-WAVEプロデューサーの小向氏に話を伺った。
小向氏「イノフェスはエンタメとテクノロジーの一つの架け橋になっています。テクノロジーやイノベーションという言葉に普段あまり馴染みの無い方たちにも、音楽を通じてそれをもっと身近に感じてもらいたい。そして、お客さんが何か気づきを得られたり、自分のやりたいことを見つけられる場になっています。もう一つの役割としては、開発者や起業家たちの発表の場になるということ。研究開発ってシームレスにつながっていくから、完成したモノのお披露目の場やそこでの出会いがすごく重要になるんですよね。イノフェスはそういう場所になっていくんじゃないかなと思っています」
音楽のイベント、テクノロジーのイベントはそれぞれがあるが、それらが交わる場所というのはあまりない。音楽を聴きにきてテクノロジーを体感する。そこでなにか発見があったり、自分がやりたいことを見つけられるきっかけになれば、それがまた新たなイノベーションの一つにつながっていくのかもしれない。

羽生善治×落合陽一 AI対談
永世七冠、国民栄誉賞受賞した将棋棋士、羽生善治とメディアアーティスト落合陽一のAI対談が実現!必見のステージだ。

J-POPの世界戦略
激変する音楽ビジネスの未来を考えるトークセッション。CDからサブスクリプションへ!   ブロックチェーンのエンタメ活用など新しいテクノロジーも続々登場してきた。これからの音楽ビジネスはどうなっていくのか?エンタメ業界を目指す人必見のセッション。

開催日:2018年9月29日(土)、30日(日)
時間:開場 11:00 / 終演 20:00頃 予定
開催場所:六本木ヒルズ (六本木ヒルズアリーナ、ヒルズカフェ、大屋根プラザ、66プラザ他)
チケット:レギュラー 1日券 5,000円(税別)VIP 1日券 10,000円 (税別)/レギュラー 2日通し券 10,000円(税別)VIP 2日通し券 20,000円(税別)