クリエイティブ経済誌 BUSINESS TIMELINE
Vol.26
テクノロジー
2017.08.17

イノフェスREPORT

NO.1
津田大介×山崎直子×堀江貴文
宇宙に行こう!~宇宙のテクノロジーが世界を変える~


これからの日本の宇宙ビジネスについて、宇宙飛行士の山崎直子、自身も宇宙ビジネスに関わる堀江貴文、ジャーナリストの津田大介が語った。国家プロジェクトだった日本の宇宙開発はアメリカに比べ、ビジネスとして産業利用の展開は遅れていると山崎氏は指摘する。2016年に宇宙ビジネスに関する法律が成立したことで、民間企業も宇宙ビジネスへ参入しやすい環境が整った。これにより、今まで複雑だった許認可の手続きもスムーズになった。また、競争原理が働くことでコストダウンにも繋がると堀江氏は語る。東側に海がある日本はミサイルを飛ばす上で適しており、実は日本は世界的に見ても宇宙ビジネスを展開する上で良いマーケットだという。今後、ITと宇宙が繋がることで、インターネットが広がったときのような無限大の計り知れない大きなマーケットとなることを期待したい。


NO.2
森川亮×夏野剛×落合陽一×VERBAL×佐藤俊弥× サッシャ(MC)
EDGE INNOVATION GROOVE AWARD~FINAL STAGE~


文部科学省が推進するアントレプレナー育成プログラム「EDGE PROGRAM」と連動したビジネスコンテストの最終ステージ。「テクノロジー×音楽」をテーマに予選を通過した3チームが登場。作曲家や女子中学生が在籍するチームもあり、チーム構成からもイノベーションが感じられた。最優秀賞チームが提案した音楽作曲サービスは、音のパターン・BPM・音色フィルターを組み替えることで誰でも簡単に作曲できるというもの。このアイデアは、扉の開閉音など日常生活の音を作曲できたら楽しくなるのでは、という気づきからヒントを得たという。実現可能な技術で、個人から法人まで幅広く展開できるサービスだと審査員たちは高く評価した。今後も、若くて自由な発想を持つ未来のイノベーター達に期待だ。


NO.3
田原総一朗×落合陽一×中川悠介×土屋敏男
2020へ向けて!世界へ発信する日本のエンターテイメントとテクノロジー


2020年の東京五輪を見据え、日本のエンターテインメントとテクノロジーはどうあるべきなのかを田原総一郎をモデレーターに、現代の魔法使いと称される落合陽一、アソビシステム代表取締役社長の中川悠介、テレビプロデューサーの土屋敏男が語った。クールジャパンは、分かりやすいアニメではなく、日本の伝統産業に光をあてるべきだと中川氏は語る。クールジャパンは手段であり、観光客に対しどのようなエンタメ要素の場を提供するのかという目的とゴールの設定が大切だ。また土屋氏は、エンタメとテクノロジーは切り離すことができないとし、テレビであまりVR・AIを取り上げないのは周りと歩調を合わせすぎていると問題視した。落合氏が指摘するように、イノベーションとは0to1ではなく1to100。これこそ、エンタメ業のみならずどの業界にとっても必要不可欠な視点なのではないだろうか。