クリエイティブ経済誌 BUSINESS TIMELINE
Vol.28
テクノロジー
2017.10.16
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プログラミング力だけではない。求められる「分かりやすい説明力」

Programming Contest #01

2017年、28回目を迎える『全国高等専門学校プログラミングコンテンスト』(以降、プロコン)。6月に開催された予選を通過した課題部門20チーム、自由部門20チーム、競技部門59チームが、10月の本選で熾烈なプログラミング競技を繰り広げる。プロコンは、情報処理技術の高揚や教員・学生の交流の機会拡大の狙いがある他、高専生が持つ若くて力強いエネルギーや、発想の柔軟性を世の中に紹介したいという願いがある。
また、高専が社会に対して貢献していくために産業界との連携も重要な課題としてあり、第一回目に6社からスタートした協賛企業は、ここ直近では約40社におよぶ。回を重ねるごとの内容のレベルアップもさることながら、人材不足が慢性化しているIT業界にいて、若き実力を持つエンジニア発掘のための場としても注目度は上がっている。


そこでBTLは今年、プロコンのメディアスポンサーとして、その動きを追っていくことにした。 プロコンで求められるレベルの高さは、予選を終え審査委員長が出した講評からも見えてくる。その講評とは、技術云々だけではなく「技術的な観点からの説明をするためにどのような工夫をしたのかが作品の半数以上から見えてこない」という内容。「何故このアイデアを思いついたか」「どのような理論と技術を使って問題を解決するのか」「提示している機能をどのレベルまで実現するのか」など分かりやすく説明をするべきだと訴えている。
学生であるにも関わらず、企画力、理論展開力と技術力、そして説明をするためのプレゼン力が求められるのは、ビジネスの現場へ出た際、すぐに応用を利かせられる力を付けておくためではないだろうか。「ただプログラムを作れればよい」だけではない、実践的な取り組みによって培われる真のエンジニア力が、プロコンを通して垣間見られるだろう。


テーマ
「IT志士たち、よーけ集まるであります。」
募集部門
・課題部門:スポーツで切り拓く明るい社会(20チーム)
・自由部門:自由なテーマで独創的な作品(20チーム)
・競技部門:与えられたルールによる対抗戦(予選通過校:59チーム)
本選
日時:2017年10月8日(日)〜9日(月・祝)
場所:周南市文化会館(山口県周南市徳山5854−41)
URL http://www.procon.gr.jp/

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