2017/01/17 | TIEUP | 4view

「人生は思い通りに生きていける」

2016年11月23日(水)〜28日(月)、日本橋髙島屋8Fで開催された加山雄三絵画展。絵を描き始めて画業20周年を迎え、益々精力的に活動を続ける中、絵画への思い、そして生きることへの思いの裏にある“人生の三カン王”が重要であることを教えてくれた。それが「永遠の若大将」と言われるゆえんである。

日本橋高島屋で開催された絵画展

20年前の元旦に見た「夢」が後押しとなる

2016年11月に日本橋髙島屋8Fで開催された加山雄三絵画展では、トークショーをはじめ購入者向けのサイン会なども行われた。そんな中、時間の合間をぬって画業20周年について話してくれた。
加山「画業を始めたきっかけは、三越の美術部から声がかかったんだよ。昔から個展をやってみたいと思っていたからやりましょうということで、何点ぐらい描けばいいんでしょうかって。せいぜい2、30点だと思っていたら、最低60点と言われて。無理だと思いますけどって言うと、水彩画が入ってもいいからって。水彩画と油絵の半分半分で86点描きましたよ。ちょうどそれが20年前の59歳の時でね。その年のお正月に、それまで見たことなかった富士山の夢を見たの。それが元旦だったこともあって、これは何か新しいことが開けるのかと思い、その年から始まったんですよね。だから、富士山の絵って比較的多いんです。赤富士や紅富士など、いろんな富士山を描いているんだよ」


新秋富士


極めるには「努力」しかない

加山は、絵画だけではなく、ピアノやギター、作曲など多くの才能を持ち、それらを器用にこなすクリエイターに見えるが、本人はそうは思っていなかった。
加山「決して器用ではないんだよ。努力だね。努力しかないと思う。ただ、好奇心が旺盛だから、一つはじめると極めたいと思う力は凄く湧いてくるのね。だから、絵を描くことだけじゃなくて音楽も最初はピアノが好きっていうのだけで弾いていたけど最終的には絶対すごいことをやってやろうという気持ちがあって、とうとうピアノコンツェルトを完成させたんです。その時50歳だったから、12年もかかっちゃいました(笑)」


人生の三カン王とは

人が生きていくうえで「3つの心」が重要であると加山は説く。
加山「何でも良いから“関心”を持ってとことんやる。“感動する心”を失わない。そして“感謝の心”を忘れずに。関心、感動、感謝、この3つを三カンと呼び、人生にはこの三カンが大事なんだよね。題して“人生の三カン王”と僕は言っているんだ。きっと“感動する心”を失くしたら人間やめた方がいいなと思うぐらい人生がつまらないものになってしまう。人生には目に見えるものだけではなくて心の敏感さを養うことが大事。それは訓練の一つでもあって、心の在り方というのが生きていく上で重要であると思うよね」





加山 雄三(かやま ゆうぞう) 
1937年4月11日神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、'60年東宝入社。「男対男」で映画デビュー。'61年、映画「大学の若大将」に主演し、大人気となった「若大将シリーズ」がスタート。黒澤明監督の「椿三十郎」「赤ひげ」にも出演。歌手としては'65年に「君といつまでも」が大ヒット。以後も「お嫁においで」など数々のヒット曲を世に送り出す。音楽活動の他に、59歳から油絵を始め、陶芸や漆器などの作品を精力的に創作。

プレミアム会員募集 プレミアム会員募集
  • 新着記事
  • ランキング

BTL TOKYO

TAG

TWITTER

FACEBOOK

RECRUIT

求人
  • 2017年08月号
  • 2017年07月号
  • 2017年06月号

毎月15日発行 クリエイティブ経済誌「BTL TOKYO」は
企画・マーケティング・クリエイティブ職に就く
ビジネスパーソン向け無料の月刊誌です

無料定期購読