2015/08/31 | TIEUP | 31view

Ⅰ. ザ・JAPAN

現在、日本は観光立国を目指すべく日本の魅力を多方向へ発信する行動がなされている。安部晋三政権の成長戦略の中でも2030年に日本への外国人旅 行者数3千万人が目標とされている。それはインバウンド需要を目指したブランディング戦略。現状、世界から見た日本は、「日本の技術は凄い」「世界一治安 が良い」など好評価を得ており、且つ2020年には東京オリンピックも控えている。また、世界経済フォーラムの旅行・観光競争力指数2015 で日本は、141カ国・地域のうち過去最高の9位(2014年は14位・2013年は22位)にランキング。中でも文化やエンターテイメントの分野に関し てオンラインで頻繁に検索されている。日本が更に観光国として確立していくには、観光・文化・コンテンツ・プロダクト全てが連携し合うところにある。旅行 分野を牽引するJTBは、DMC戦略(D:Destination M:Management C:Company)によって、総合旅行業を文化交流事業へ変革する取組みなども行っている。様々な取組みから、新しいビジネスやサービスが生まれていく ことに期待感が持たれる。
※出展:世界経済フォーラム発表「旅行・観光競争力レポート2015(Travel and Tourism Competitiveness Report)」


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「姫路城」世界遺産登録20周年周知のブランディング

姫路城.jpg DIRECTION ▶ ソールドアウト 代表/久米 研二 氏

①渡り廊下をビジュアルで魅せる
実は、姫路城の世界遺産は、「天守閣」とその周りのみ。20 周年のタイミングで、天守閣に工事が入っていることもあり、あえて天守閣ではない姫路城の内側、渡り廊下の美しさにスポットを当て、「世界遺産部分以外に も姫路城には見どころがあること」 をクリエイティブした。

②細部にこだわるクリエイティブ
廊下で奥深さを魅せるとともに、塀などに開けてある防御用の穴や窓である「狭間」を思わせる丸・三角・四角から姫路城の各景色を紹介し、実際に姫路城に行くことで見ることが出来る景観が数多く存在することを表現した。


CLIENT
▶ 姫路市 観光交流推進室
AGENCY JTB西日本 姫路支店 地域交流推進担当課長/池田 智則 氏

①天守閣以外の部分をアプローチする
観 光交流推進室及び観光コンベンションビューローで投票いただいた中から決めた。ちょうど20周年のタイミングで、姫路城の天守閣部分に工事が入っていたこ ともあり、天守閣以外の見どころをPRしたい、実際に訪れてもらいたいという想いに、この「体感」というキャッチコピーが見事に当てはまった。

②外国人観光客が実際に増えた
「世界遺産部分だけでなく、姫路城は深い見どころがありますよ」ということを伝えられたことで、外国人観光客が増えた。ポスターに関しては、関西地方の他、関東の観光施設でも設置を行った。



姫路城のイメージカラーである「白」を使わない新しいブランディング

姫路城は平成5年12月、奈良の法隆寺とともに日本で初の世界文化遺産となった。江戸時代初期に建てられた天守や櫓(やぐら)等の主要建築物が良好 に保存されている。美的完成度は我が国の木造建築の最高に位置している。当時の日本独自の最新防衛システムが示され、世界的にも他に類のない優れたもので あることが評価されたそうだ。今回のポスターは、姫路城の世界文化遺産登録20周年のタイミングで改めて、訪れて貰った上で「体感」してもらいたいという 想いを込め創り出された。ブランディング統一のために、ポスターだけではなく姫路城の解説、歴史をまとめたパンフレットも作成。姫路城は、世界遺産以外に も日本100名城や重要文化財に指定されている有名な城で、別名「白鷺城」と言われる程美しい天守閣と、その「白さ」が特徴の城である。今回は、あえて渡 り廊下の写真をメインで使うことで、実は知られていない側面が姫路城にはあることを伝え、キーカラーでも「白」を使わないことで、姫路城の新しいブラン ディングを作り上げた。


ソールドアウト株式会社
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