2016/03/25 | 表現力 | 58view

#03_2D写真で3Dモデリング 現場が知っておくべき表現力

2D写真から3D化することで実現出来ること

容姿も動きも全く違う「人」をCGの世界でリアルに表現することが最も難しいのは、先にも述べたように、人には「圧倒的な情報量」があるからだ。情報量が多いということは、モデリングの技術力が問われ、それを実現するための時間とコストがかかってくる。

そこで、注目されているのが、「フォトグラメトリー」だ。フォトグラメトリーとは、三次元物体を複数のアングルで撮影した2D写真を解析・合成し3D化することを言う。この技術を採用することで、表情のあるリアルな人を低コストで再現することが可能となる。今後CG業界全体が変化する大きな流れとなるのではないか。






「人」の3D化における難しさを解く鍵は、人体解剖学が教えてくれる

圧倒的な情報量でできている人体を、解剖学の観点で理解することは、3Dの分野にいる人にとっては基礎的なことである。なぜなら、想像と感覚だけで描けるものではなく、人体は複雑であり精密な形でできているからだ。そこで、知っておくべき基本要素として左の3つのポイントを整理する。

 ① 骨組みの理解:骨を基本とする線の流れの自然さを把握する。それによって、体重のかけ方による人体のバランスを判断出来る。

 ② 筋肉の理解:骨を取り巻く筋肉のボリュームによる人体曲線を把握する。人間らしさの表現が決まってくる。

 ③ ポーズ:身体の軸や、曲線の流れなどを把握する。人体に滑らかな動きをつけることが出来る。
 
人体の軸となる骨組みと、筋肉の流れ、そして重要な性別の違いによる骨格の違いを把握する必要がある。人体は100%の曲線で構成されているため、基本的に直線しか存在しない3Dデータ(ポリゴンデータ)は、無数の短い直線で繋ぎ合わせて曲面として表示させることで表現できる。

人体と3Dの仕組みを理解することで、3Dの基本であるモデリングのベーススキルを向上させることができるだろう。

(参考文献:CGクリエイターのための人体模型コンテンツ開発)


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家入 レオ

家入 レオ

アーティスト。福岡出身。13歳で音楽塾ヴォイスの門を叩き、青春期ならではの叫び・葛藤を爆発させた「サブリナ」を完成させた15の時、音楽の道で生きていくことを決意。翌年単身上京。都内の高校へ通いながら、2012年2月メジャー・デビューを果たし、1stアルバム「LEO」がオリコン2週連続2位を記録。第54回日本レコード大賞最優秀新人賞など数多くの新人賞を受賞。翌1月より開催の初ワンマンツアーは全公演即日完売に。その後もCM/ドラマなど数多くのタイアップ楽曲を担当し数々のヒットシングルをリリース。年末には第55回日本レコード大賞優秀作品賞受賞。8月19日に、2度目の月9主題歌となる10thシングル「君がくれた夏」をリリース。

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