2017/01/16 | 「ヒットをつくる」 | 106view

#01_ヒットをつくる〜人の判断や想いを背負って表現すること〜

2010年3月にシンガーソングライターとしてメジャー    デビューしたmiwaが主演をつとめる映画「君と100回目の恋」は、10〜20代向けに考えられた「音楽×恋愛」の作品である。しかし作品に込められた想いは深いテーマの残るものとなり、あらゆる年代の心をゆさぶる仕上がりとなっている。オリジナル脚本、監督、主役、配役、そしてmiwaのアーティストの力を合わせてヒットへ導くための映画プロデュースのあり方を紐解く。


ヘアメイク:佐々木篤(GLUECHU)/スタイリスト:小川恭平


「完全オリジナル脚本へ」制作陣たちの挑戦

人気漫画や小説の映画化が溢れる日本の映画業界において、「君と100回目の恋」は完全オリジナル脚本作品。脚本は、ドラマ「1リットルの涙」(フジテレビ系/2005年)で日本中を泣かせた大島里美が書き上げた。  メガホンを取ったのは、映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」(2016年)で、ティーンの心を鷲掴みにした若き新鋭・月川翔監督。約1ヶ月に渡る岡山県でのロケを経て、愛する相手の幸せだけを思い続ける究極の恋愛映画が完成。当映画のプロデューサーである井手氏に「君と100回目の恋」のコンセプトを聞いた。
井手氏「最初に“音楽映画”というのがコンセプトにありまして、音楽映画と恋愛映画を掛け合わせたストーリーでつくりあげようというのを月川監督と脚本家の大島さんと3人で話し合いました。色々なパターンを考えていく中でタイムリープ(※1)が入るとエンターテインメントとしても面白くなりやすいんじゃないかなというアイデアを出し、今の形になりました」

また、ロケ場所となった岡山県牛窓は日本のエーゲ海と言われるほど、夕日と海の風景が美しい場所でもある。
井手氏「今回の作品の舞台となる場所は、いくつか候補があってロケハンに行ったんです。最後の最後に、候補で残っていた岡山県の牛窓へ行って、『ここしかない』と皆一致しました。この場所を選んだからこそ、ここでしか表現出来ないシーンもたくさん撮れたと思います」

(※1)タイムリープとは、時間を移動すること。過去の自分自身に戻ることを意味し、時間の違う自分が二人存在することはない。





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miwa

miwa

シンガーソングライター。1990年6月15日生まれ。2010年に「don’t cry anymore」でデビュー、翌年発売のファーストアルバム「guitarissimo」がオリコンアルバムチャート1位を獲得。 その後も「ヒカリヘ」、「Faith」、「結 -ゆい-」等数々のヒット曲をリリース。2013年にはNHK紅白歌合戦に初出場し現在まで4年連続で出場する。また自身のLIVEでも集客1万人を超える横浜アリーナ、代々木第一体育館など数多く行い、2015年には女性アーティストとしては史上初となるギター1本での弾き語りLIVEを日本武道館で開催し成功を収める。女優としては2015年公開の映画「マエストロ!」でヒロイン橘あまね役で演技初挑戦、NHK 放送90周年ドラマ「紅白が生まれた日」に並木路子役としてドラマも初出演。2017年2月22日には5枚目のアルバム「SPLASH☆WORLD」が発売。4月22日より全国ツアー「miwa ARENA tour 2017 “SPLASH☆WORLD”」がスタートする。

大島 里美

大島 里美

脚本家。第16回フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作受賞。第1回市川森一脚本賞を「恋するハエ女」(NHK/12)で受賞。脚本代表作にドラマでは「1リットルの涙」(CX/05)、「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」(CX/07)、「早海さんと呼ばれる日」(CX/12)、「花燃ゆ」(NHK./15)映画では『カフーを待ちわびて』(09/中井庸友監督)、『ダーリンは外国人』(10/宇恵和昭監督)などを手がける。


井手 陽子

井手 陽子

映画プロデューサー。『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』(09/佐藤祐市監督)、『のぼうの城』(11/犬童一心監督、樋口真嗣監督)、
『海月姫』(14/川村泰祐監督)、『マエストロ!』(15/小林聖太郎監督)などの作品を手がける。

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