BTL

はじめての方へ

発注・外注先を探す

無料!入力2分一括見積依頼
お急ぎの方

記事を読む

記事検索

#失敗

#パッケージ

#エンタメ業界

#オウンドメディア

#データ蓄積

クリエイター検索

ビジネスツール

BTL TOKYO

運営会社

ホームに戻る
発注・外注先を探す

【WEB限定版】_萬斎流「アヴァンギャルド」な世界

  • 2017/03/15
  • 130view
野村萬斎

野村萬斎


音楽に合わせるのではなく「まとう」

狂言の世界において、生身の人間が奏でる囃子(はやし)という音楽が身体に刻まれている萬斎は、音楽のリズムと人の動きについて気づいたことがある。
萬斎「例えばダンサーを見ている中で気づいたんですが、音に合わせようとすると絶対的に音に遅れるんですよね。何故なら、音を聞いてから身体を動かしていくからです。だから、最近のTVで激しく踊っているダンスグループを見ても、体力勝負でリズムに合わせようとするから伸びやかさがなく、体操のようだなと感じることがあります。あくまでも僕が感じていることですが。スケーターの羽生選手へも『陰陽師』の曲を選んだ時にアドバイスしたことがあるんですが、『音楽に合わせるのではなく音楽をまとわなくちゃだめだ』ということを伝えました」


萬斎流の「アヴァンギャルド」とは

萬斎は、伝統演劇と現代演劇の融合という考えで様々な作品を演出する。そして、「古典的なものをアヴァンギャルドに使う手法は、私の真骨頂」と話すが、果たして萬斎流のアヴァンギャルドとはどういったことなのか。
萬斎「やはり、考えさせることかなと思います。絵で例えると、ピカソの顔が3つある作品を見ると、一瞬何だろうって思うんですよね。でも、『これってもしかしたら同時に3つの表情を人の顔にのせているのでは』という風に見えてきた時に、なるほどとなるんです。そういったように『想像力を働かせることで見えなかったものが見えてくる』と、一種のアヴァンギャルドな発想なのかもしれないと考えています」


狂言のエンターテインメント性

650年続く狂言が「伝統芸能」として定義される中で、観る人にとって理解することが難しい部分もあると話す。
萬斎「狂言は『省略の美学』と言われますが、観る人にとって分かりにくさがある場合、狂言を観たことがないお客様の手ほどきとなるような工夫が必要になることもあります。電光掲示板に解説を流したりしたこともありますが、お客様には説明しない余白を、想像力を働かせて自由に観ていただくという楽しみ方ができることが狂言の面白さの一つでもあると思います。狂言は、お客様が視覚や聴覚、いろいろな感覚を使って、時代を経て繰り返し再演しても揺るがない、豊かなエンターテインメントです。過去には3,500人入るNHKホールで上演したこともありますが、大きな会場で見せるためには、さらにエンターテインメント的要素を加味する工夫も必要になります。2020年の東京オリンピックの開会式の総合演出でも、7万人を超えるキャパシティの新国立競技場を埋めるための見せ方があるでしょうし、さらに世界何十億人の人が見るテレビ画面でどう見せるか、という発想も必要だと思います。今年のお正月に東京国際フォーラムで真鍋大度さんの映像とのコラボレーションで上演した、日本の伝統美を最先端テクノロジーで可視化するアートパフォーマンス『三番叟FORM』でもいろいろな発見がありました」




■ 無料定期購読はこちらから →http://businesstimeline.jp/order_inquiry.html

業種から発注・外注先を探す

旬な話題で気軽にディスカッション

注目のコミュニティルーム

コミュニティルーム

テーマごとに設けられたルーム内でユーザー同士が気軽にコミュニケーションできるチャットルームです。ビジネスにおけるお悩み相談や、いま話題のテーマについて自由におしゃべりしませんか?意気投合できる仲間を探してビジネスに繋げましょう。

人気のチャットルーム

クリエイターを探す